レジリエンス(厨房の片隅で考える)
オリンピックの開催で、様々な考えが巻き起こっている昨今だ。
その世論渦巻く中で、私の目に飛び込んだ言葉がある。
「レジリエンス」
この意味は、”跳ね返す力”という意味ということだ。
失敗や、未知なるものを恐れないと、いうこと。
障害と向き合い、持てる力の限界に挑戦するパラアスリートたち。
その困難は、決して全てを克服したものではなく、常にその困難の中で向き合い、そしてそれらを享受することだと、綴られた記事だ。
今、私は60年を超えた人生の中で、思うことがある。
それは、人生の多様な出来事の中で、自身がどうそれらと対峙し、真の生き方を見いだせるか?
困難をいかように捉え、どうしていかなければならないのか?
それが、このオリンピックを通じて、問われ続けられている気がしてならない。