負けのバラード
一向に上手くもならない「ダーツ」。
しかし、やめない自分を褒めてあげたい!
麻を圧縮した円形の的を目掛け、矢を投げていくゲーム。
約500年以上前に、英国の船員が暇な時間に、酒樽にナイフを投げて遊んでいたのが起源だと聞いたことがある。
私はかれこれ、35年間のうちに途切れ、途切れのPlayだがダーツをやってきた。
そのうち殆どは、自分一人の練習のみ。
私は、今年62歳になるが、27歳からダーツを始め、今だにダーツが上手くなれないでいる。
米子にある「プラス9」という老舗のダーツができる名店にも、5年間に5度程度しか参加できていない。
歳のせいか、夕方は目がショボショボ、膝はガクガク。
疲れた体で街に出かけ、若者とダーツを楽しむ気力に欠けている。(只今、筋力トレーニング中です!)
ダーツの一番高い得点は、真ん中のブルズアイ◎(50点)と呼ばれるところではなく、写真一番上の矢の下にある、10mm×30mmの赤いところの60点だ!
要は、写真ではその隣に2本ダーツが刺さっている左隣の、赤いところ。(私は今、どうしても右に矢が刺さる)
私の最高の成績は、1991年のTDO(東京ダーツオーガニゼイション渋谷大会)で、Kouguthi K氏と、ダブルスを組んでの準優勝しただけ、そのほか私は殆ど活躍していない。
Kouguthi K氏は、福岡のダーツ界のドンになっているようだ。
あとで、知ったがこの写真のダーツは、「ゴメス8」といって、Kouguti K氏がデザインしたらしい!
今は私一人、お店が終わってから、30年前の世界のトップ選手(エリックとか、ジョン・ローとか)のスコアーを見ながら、一人で世界の強豪と妄想の中で試合をし、常に連敗中だ。
でも、いつかトップ選手に勝てる日を夢見つつ、今も妄想試合をしている。