コーヒーの栽培

ネパールに、コーヒー栽培の見学研修に行ったときの模様だ。

標高1000m以上の高所。

この寒暖差のある土地で、ジャングルを開墾(かいこん)し、コーヒーの苗木を植えている様子だ。

ネパールの首都カトマンズから、朝から晩まで自動車に乗り、やっとのおもいで到着。

途中、車が粘土状の坂道で登れなくなり、付近の住人に車を押してもらったりと、アドベンチャー感覚満載の旅行だ。

ロッジと言われていたので、それなりのところに泊まるのか?と思いきや、夜は真っ暗闇。

食べ物は薪で火を使い、シャワー室も照明なし、かろうじて持ってきた小型の懐中電灯で照らしながら、山水のシャワーで行水。

シャワーを浴びて後ろを振り返ると、タランチュラのような大型の蜘蛛が、べったりと壁に張り付いていて肝を冷やす。

翌朝、起きて周りを見渡すと流石に標高が高く、山から見下ろす景色は、素晴らしい。

コーヒー農園の様子を案内してもらう。

コーヒーの木の肥料となるのは、ヤギの堆肥と、ミミズで肥やした土。

害虫などは、手で駆除。

オーガニックコーヒーの栽培現場は、栽培も一苦労らしい。

しかし、手間暇をかけて育ったオーガニックコーヒーは、さすがに美味しい!

写真は、この農園よりも山奥からきたアルバイトの人々で、2〜3ヶ月働いた対価は、コーヒーの苗木が50本だという。

働いて得た苗木を持ち帰り、その山奥の山村で珈琲を育てるのだと聴いた。

コーヒーが育つ環境をこの目で見れた事に感謝し、今日もありがたくコーヒーブレイクだ。

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