コロナ禍のブルース
アクリル板が並ぶ店内。
予想打にしたかったコロナ禍の出来事に戸惑う、この一年と四ヶ月間。
私も周りの方も、様々なことがらを考えさせられ翻弄させられたと思う。
科学万能の時代とタカをくくっていた愚かな店主に、大きな一石を投じられた。
最近、店内のアクリル板のこちら側と、あちら側で何か違う次元にいるような錯覚に陥る時がある。
何かスマートホンの画像で、会話しているような感じ。
今は、地球の裏側ほど離れた場所からもスマートホンで会話し、笑顔が覗ける。
しかし、人の体温や、鼓動、感情の現れるものは、隔たりがないリアル世界が一番いいと、つくづく思わされた2021年4月30日の夜である。